まずはSRPGステージの追加を通じ、RPGツクールMZの公式プラグイン「SRPGgearMZ」に慣れたいと思います。
サンプルを遊んだので何をどこでやっているか掴めています。SRPGステージの作成程度ならすぐできるでしょう。
マップをコピーし、ギルドで呼べるようにしてマップ作成。
プレイヤー、敵、ボスを適当に配置してステージ勝敗条件を作成。
ステージ進行のイベント制御を作成したら完成です。
完成版はこちらでプレイできます。
目次
●SRPGマップ作成
では早速作っていきます。マップをコピーし、ギルドで呼べるようにして、マップ作成していきます。
・マップをコピー
まずはステージ1を複製。SRPGに関係ないのでマップ設定はそのまま使います。後から決定した名前ですが、「遺跡の不審者」としました。


・ステージ選択追加
次はステージを選べるようにします。
ギルドのお姉さんがステージ選択のイベントを持っています。ステージクリアのフラグを見て、イベントで選べるステージを変えているようです。
マップが増えるたび選択肢を増やす必要がありますね…。どうにかする方法はすぐには浮かびませんが、これはメンテナンスが厳しいです。まぁSRPGステージ作成とは関係ないので素直に作ります。
サイドシナリオとして選択肢を追加。選択された時の処理は他からコピーして使います。移動先を変えるだけですね。


・タイル配置
そして通常通りタイル配置。
左上にある透明イベント群とメイド以外を削除しました。アクター1、アクター0はそのまま使えましたが、他からもってくるだけなのでヨシ。適当にタイルを配置、ボスの居る場所には何となく遺跡を配置してみました。

●ユニット配置
・アクター配置
まずはアクター配置。
左上をボスとするので、開始位置は右下とします。参加ユニットは4名とし、アクター1とアクター0を並べます。
アクターイベントは参加アクターと置き換わります。メモの<type:actor>がそうですね。次の<id:0>はアクターのIDを示します。
<id:0>と指定して並び順ごとにアクター選択させます。<id:1>とすることでアクター1のシドニーを指定します。

・敵配置
次は敵を置きます。
ステージ1から野犬、ウルフ、ハーピーをコピー。ステージ3から狐ニンジャをコピー。
狐ニンジャは待機させる予定でしたが、すっごい動きます。こいつら2回行動してたのか…スキルかな?ということで、<mode:absRegionUp>を使って休憩してもらうことに。常に大きいリージョン番号へ行こうとします。現在地を最高のリージョンにすることで待機させることに成功しました。


・ボス作成
続いてボス。
ボスは召喚で登場させます。トレントより強く、デスよりは弱くしたい。丁度よさそうなのがアークデーモンでした。狐ニンジャの視界としてリージョンを配置し、そのリージョンに侵入したらボスが召喚される、という流れとしましょう。

●ステージ進行
・ステージ開始
イベント「戦闘開始時の処理」で勝利条件を説明。それっぽくメイドに話してもらいます。



メイドにカーソルを合わせて決定したときの会話も修正しました。どうしても気になるので。



・ターン開始/終了、戦闘前
アクターターン開始時の処理でPlayerTurn、エネミーターン開始時の処理でEnemyTurnの演出が呼ばれます。ターン終了時の処理でプレイヤー、エネミーの行動が終了した時の処理を行います。戦闘前の処理でキャラクターのぼやきやなどを述べさせるのでしょうか。ユニットが参加しているかのチェックも簡単だといいけど。
今回は全て使わないので、演出後のイベントは削除しました。




・ユニット行動後
イベント「ユニット行動後の処理」でボス召喚や全滅時の処理を行います。薬草集めに関する処理を削除し、アークデーモンの召喚をステージ3からもってきます。ついでにストーリーも書いてみる。こういった滑稽なギャグ敵たちは大好き。勝利時のメイドのセリフも変えて、とりあえず完成とします。










●まとめ
親切なヘルプ、サンプル構成の通り、SRPGステージの作成は簡単でした。
参考にしたいものは一通りサンプルにあるので、コピーするだけで大丈夫です。やりたいことがどこにあるか、遊んで把握しておくと楽です。
ファイアーエムブレムの仲間勧誘、トライアングルアタック、仲間テレポートなども作ってみたくなりました。ユニットを戦闘不能にして増援すれば変身も表現できるようなので、マムクートも作れます。
次は色々変化が起こるようなマップを作ってみたいと思います。
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