RPGツクールMZの公式プラグイン「ARPGプラグインセット」で遊んでいます。
前回で剣振り高速化は満足行く形になったので、今回は草刈りしてみましょう。
・草刈り
最初はイベントの動的生成への入門ということで、「剣で刈れる草」を作ってみます。
まず、テンプレート_その他にある岩(F0)を複製し、「刈れる草」とします。
マップ側には一旦、置き換わったことが分かるように草以外のグラフィックを設定したイベントを作成しました。
マップ側イベントのメモに<cp: 刈れる草>と書き、実行して動きを確認。



草に置き換わったので、これだけでテンプレート置き換えはできたようですね。
数が増えると初期化に時間がかかりそうなので、マップ内に配置するイベント数の考慮が必要そうです。

続いて刈れるように設定しましょう。
ヒットボックスの種類はカスタムで、カスタムの場合はタグを設定するようです。
攻撃やダメージの場合は空なので、カスタムの場合のみタグをチェックするのでしょう。
名前は「grass」としました。

続いてイベント2の当たり判定チェックにある対象設定を行います。
対象ヒットボックスタイプを「attack」、対象カスタムヒットボックタグを空にしました。
※【対象カスタムヒットボック「ス」タグ】が正解?

・壊せる壁
同様の手順で壊せる壁も作れそうです。
ヘルプを見ていた時に1発で消えるのは仕様とありましたが、セルフ変数を使えばできそうなのでやってみます。
ARPGプラグインセットに存在するかも知れませんが、まだ知らないのでセルフ変数でやってみます。
まず、刈れる草を複製して壊れる岩とし、カスタムタグを「block」とします。
「$耐久力(FO)」としてフィールドオブジェクト用の耐久力をセルフ変数を作成、耐久力「3」としました。
次にイベント2、主体カスタムヒットボックスタグのみ「block」に変更。
最後にイベント3、グラフィックを岩、トリガーを自動実行に変更。
耐久力を減らして0以下の場合にイベントの一時消去、それ以外の時に$ヒット検出をOFFとしました。



草は1回で消滅、岩は2回攻撃に耐えてから消えたので、問題なさそうですね。

・まとめ
今回は刈れる草と壊せる壁を作ってみました。
簡単に作れたので、ARPGプラグインセットがどれだけ強力か思い知りました。
次回はつぼを投げる処理を作りたいです。
余裕があったらアイテムをランダム出現させるのも良いかも。
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