画面演出の機能をイベント変換ツールに追加しました。「色調変化、フラッシュ、シェイク」の3種です。
今回はピクチャの色調変化を流用できるようにし、色調変化とフラッシュに活用。シェイクは引数が数値2つだったので楽に追加できました。昨夜はピクチャ関連で夜ふかしし、さらにカニ歩きも楽しんでしまった。もっと行けそうだけど、今日はこの3種のみにします。…眠い。
※ ARPGプラグインセットを解析した記事もあります。
「攻撃範囲の変更」「剣振りアニメ解析」「ブーメラン」とか、よろしく。
目次
●バージョン0.03
・イベント変換ツール
左側のテキストエリアにスクリプトを書き、変換ボタンを押すと右側のテキストエリアにコモンイベント置き換え用のJSONが出力されます。
・対応済みイベント
- 文字の表示
- 注釈
- ウエイト
- ピクチャの表示
- ピクチャの移動
- ピクチャの色調変更
- ピクチャの消去
- 色調変化
- フラッシュ
- シェイク
・ツクールへの適用方法
▼コモンイベントの場合
data/CommonEvents.jsonを開き、該当するIDの行と差し替えます。最後のカンマは付いてないので注意してください。
▼マップイベントの場合
data/Map***.jsonを開き、該当する行のlist:[…]を置き換え用JSON内にあるlist:[…]と差し替えます。
カンマ漏れやコピペミスをしたりするとエラーとなり、プロジェクトが閉じられます。jsonファイルを戻して開き直せば復活しますので慌てなくても大丈夫です。
※発生した問題に責任は持てません。
試す場合は該当するjsonだけでなく、プロジェクト全体をバックアップしてからご使用ください。
●追加した機能
・tone
画面の色調を指定した時間をかけて変化させます。
▼パラメータ 書式:【色調,変化時間,完了までウエイト】
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
色調 | 「R:G:B:グレー」の順で各値を-255~255の範囲から選びます。 また、プリセットを指定して選ぶことも可能です。 「通常」 「ダーク」 「セピア」 「夕暮れ」 「夜」 |
変化時間 | 変化にかける時間をフレームで1~999の範囲から選びます。 |
完了までウエイト | 完了までウエイトする場合は「wait」と記述します。 それ以外だった場合、変化完了を待たずに次のイベントに進みます。 |
▼ブロック なし
・flash
画面を指定した強さ、時間で光らせます。
▼パラメータ 書式:【フラッシュ色,変化時間,完了までウエイト】
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
フラッシュ色 | 「R:G:B:強さ」の順で各値を0~255の範囲から選びます。 |
変化時間 | 変化にかける時間をフレームで1~999の範囲から選びます。 |
完了までウエイト | 完了までウエイトする場合は「wait」と記述します。 それ以外だった場合、変化完了を待たずに次のイベントに進みます。 |
▼ブロック なし
・shake
画面を指定した強さ、速さ、時間で揺らします。
▼パラメータ 書式:【強さ,速さ,変化時間,完了までウエイト】
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
強さ | ピクチャの配置先番号を1~100の範囲から選びます。 |
速さ | 変化速度のタイプを以下から選択して指定します。 「一定速度」 「ゆっくり始まる」 「ゆっくり終わる」 「ゆっくり始まってゆっくり終わる」 |
変化時間 | 変化にかける時間をフレームで1~999の範囲から選びます。 |
完了までウエイト | 完了までウエイトする場合は「wait」と記述します。 それ以外だった場合、変化完了を待たずに次のイベントに進みます。 |
▼ブロック なし
●まとめ
イベント変換ツールに画面演出の機能を追加しました。対応イベントは「色調変化、フラッシュ、シェイク」の3種。
複雑なパラメータを持つイベントがなかったので楽に追加できました。色調変化がプリセットで指定できるのはお気に入り。
次は「スイッチの操作、変数の操作」を追加する予定です。どうせならシンプルに扱いたいので、ちょっと簡単さを熟考しないと。変数の操作にあるスクリプトに式を渡すだけになるかも知れませんが。
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